円を稼ぎながら海外で子育てする

フルリモートで仕事をしながら二歳男児を育てている母です。

セブ島で小児科に行ってみた

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海外で子どもが熱を出した。小児科に直行だ。

2022年3月中旬、二歳のマム子が熱を出しました。保育園をお休みさせて、タイでもらった解熱剤を与えて一日様子を見ていました。ぐったりしていたのですが薬が効いたのか1日ですっかり熱は下がり元気いっぱいに。これで保育園に行けるかと思いきや、次は新たな問題発生! 

 

なんと体に発疹が大量発生していたのです。

これはただの風邪ではない…もしかして水ぼうそう

 

焦ったマムはセブ島の小児科を探し始めたのですが異国の病院受診、しかも小児科。全く一筋縄ではいかず…。マムの失敗から学んでほしいとこの記事を書いています。

 

小児科を受診するまでの流れ

 

小児科で検索だ

まずやったことは「小児科」の英単語検索。次は「小児科」の英語「Pediatrics」ペイディーアトレクスをgoogle mapで検索。出てきて一番最寄りの病院に突撃しました。

 

IT PARKにあるAventusに行く

最寄りの小児科でHITしたAventusに突撃したマム。そこで目撃したのは、30人程度の大行列! 一応並んでいる人に「ここは何の行列ですか?」と尋ねたところ、「病院の診察よ」と絶望的な返答が。フィリピンの行列に並んでいたら結局時間内に終わらない可能性すらある。そもそも順番に並んでいる人は皆大人ばかり。疑問に思ったマムは受付に「小児科を受診したい」と突撃。すると「小児科は今日じゃないよ。別の病院に行って」と絶望的な返答part2を頂きました。

どうやらAventusは曜日や時間によって受付内容が変更するみたいです。ちなみにオフィシャルHPでは小児科の対象時間&曜日だったのに、実際は違うみたいでした。

 

ジャパニーズヘルプデスクは有料だよ

絶望にかられたマムがネットで見つけたのは「ジャパニーズヘルプデスク」という魅力的な文字。もうこれしかない!とジャパニーズヘルプデスクがある「Cebu Doctors’ University Hospital」にgrabで直行。到着後、すぐにジャパニーズヘルプデスクに行くと、日本人スタッフに繋がる電話番号を渡されました。急いでその電話番号に電話したところ、“日本の保険会社の海外旅行保険に入っていること”、“入っていない場合は有料で相談に乗る”との回答が…。それはそうです無料でお手伝いしてくれるなんて甘い話はないんです。しかもマムが入っている保険会社はノマド用の保険(スウェーデンの会社)。ここでお金を節約したいマムは全く喋れない英語を使って自力で受診を決意しました。

 

Cebu Doctors’ University Hospitalの仕組み

ジャパニーズヘルプデスクをあきらめて一番近い病院に駆け込み、受付にて「小児科を受診したい」と問い合わせてみました。すると、ピンク色の紙に描かれた名前リストを渡され、「小児科はこの3名だね」と丸をつけてくれました。全く意味が分からないまま、ピンク色の紙を持ったままうろうろするマム。そこに通りかかったスタッフにピンク色の紙を渡したところ、近所のビルにある病院だと教えてくれました。

 

案内されるがまま近所のビルに入ったところ、そこは30個?ほどの病院が密集したビルでした。

 

なんと1棟丸ごと病院だったのです!

 

各フロアに10ほどの病院が入っています。この中から小児を対応している病院を探し出して受診すれば良いのです。またまたビルの受付に小児科の場所を尋ねたところ、3階にあるよと教えてもらいなんとか自力で小児科を受診することができました!

 

そうです。Cebu Doctors’ University Hospitalは1つではなく、何十個の病院が密集した本当の意味での“総合”病院だったのです!

無事に受診、そして結果は「手足口病」でした。医師から診断書&領収書&処方箋をもらい、結果600ペソほど。激安です。ジャパニーズヘルプデスクに頼らず自力受診してよかった。

 

処方箋を1階にある薬局に渡せば薬を買うことができます。熱さまし、腫れやかゆみをおさえる薬、経口補水液はトータルで400ペソほどでした。